UbuntuにSQLite3のインストール
1. SQLiteについて 1-1. 文書管理やデータセット作成 SQLiteの基本コマンド
SQLite公式サイトからの引用
以下の内容は、SQLiteのコマンドラインシェルを抜粋・記載したものです。正しい詳細はこちらを確認ください。
SQLite は、小型で高速、自己完結型、高信頼性、フル機能の SQL データベース エンジンを実装する C 言語ライブラリです。SQLiteは世界で最も使用されているデータベースエンジンです。SQLiteはすべての携帯電話とほとんどのコンピュータに組み込まれており、人々が毎日使用する無数の他のアプリケーションにバンドルされています。
SQLiteファイル形式は安定しており、クロスプラットフォームであり、下位互換性があり、開発者は2050年までその状態を維持することを約束します。SQLite データベース ファイルは、システム間でリッチ コンテンツを転送するためのコンテナーとして、およびデータの長期的なアーカイブ形式として一般的に使用されます。1兆(1e12)以上のSQLiteデータベースが活発に使用されています。
1-2. 特徴 他のデータベースの様にデータベース自身をインストールする必要はありません。 数万~数千万件のデータへ対応可能です。 同一スペックのPCで利用する場合、OracleやPostgreSQLなどの業務用データベースより高速に動作します。 本格的なSQLにも対応しているので、他のデータベースと同様に複数のテーブルを結合して複雑な集計を行わせることも可能です。 同時に1人しかアクセスできないので、セキュリティは簡単に接続できます。 SQLite は1つのファイルをコピーするだけでバックアップや複製ができます。 1-3. SQLiteの制限 複数ユーザー又は複数アプリからの同時アクセス ストアドプロシージャの作成 列名の変更(RENAME COLUMN) 日付/時間の計算:日付/時刻のデータ型が存在しません。但し、’2021-06-01 10:05:03′ というフォーマットの文字列を日付/時刻として扱い、差分を計算する関数は用意されています。 1-4. SQLiteで扱えるデータ型 NULL NULL型 REAL 浮動小数点 INTEGER 整数 TEXT 任意の文字列 BLOB 任意のバイナリデータ 1-5. カラムの型 REA INTEGER TEXT BLOB 1-6. 使用上の注意点 カラムの型を指定しないと何でも入ってしまいます。 型を指定しないと、集計関数が誤動作します。 トランザクションが無いとInsertが極めて遅いです。 2. Ubuntuの確認 2-1. OSの確認 cat /etc/os-release cat /etc/os-release PRETTY_NAME="Ubuntu 22.04 LTS" VERSION_CODENAME=jammy 2-2.