1.「Amazon Forecast」を使って時系列予測サービスの検証
  • Amazon Forecastは、機械学習の経験なしで使用できる正確な時系列予測サービスです。
  • ノーコードで機械学習ができるので、プログラムをよく知らなくても実装できます。
  • バッチでエクスポートしたり、API を使用してビジネスアプリケーションに統合できます。
  • ※IoT デバイスを他のデバイスおよび AWS クラウドに接続するには「AWS IoT」を使うことになります。(LTE、WiFi経由)
2.時系列予測サービスのシステム化の手順
  1. データの集積・データ分析基盤(DB、分析ツール)
  2. 学習用データの保存(AWS:S3)
  3. メトリクス、履歴、通知の管理(管理ツール)
  4. 予測(Amazon Forecast)
  5. 予測データの保存(AWS:S3)
  6. データベース(データの抽出)(Apps)
  7. 視覚化(BIツール)
3.検証テーマ
  • 山口県を含めた6県の延べ宿泊者数(総数)の月別需要予測
  1. e-Stat:機械学習に活用できる「政府系」等のオープンデータ

  2. データ列項目

    • 対象県:山口県、広島県、岡山県、鳥取県、島根県、北海道
    • 対象期間:2020/1~2020/12
    • 対象項目:県、月、宿泊数
    • データ数:12ヶ月×6県=72件
  3. 予測期間:2021年1月~2021年3月(実測値との比較)

4.結果
  • コロナの影響、気候変動などが考慮されてなく、10月~12月が下振れトレンドなどから、1月、2月は全国的に平均予測値を大きく下振れしています。
  • 感想 気候、祝日数、交通手段等の要素入れると精度が上がると考えられます。少ないデータを入れるだけで予測できること、システムに組み込みこめること考えると有用なサービスです。
以上